片付けは少しずつではなく一気にやるのがおススメ
こんにちは、ミニマリストのトモです。
突然ですがみなさん「片付け」は終わっていますか?
片付けたいけど時間がない、何から始めれば良いかわからない、やってはいるけど終わりがないと思っている方もいるのではないでしょうか。
片付けは全ての物に定位置を与えるという作業です。
なので絶対に終わりがあります。
逆にいえば終わりまでやらなければまた散らかってしまうということです。
だからこそ僕が片付けが終わっていない方に伝えたいのは
片付けは一気に終わらせるということです。
片付けを一気にやる理由
片付けが終わった状態とは、全ての物に定位置を決めた状態のことです。そのためには所有している全ての物を知る必要があります。
ここでのポイントは"全ての物"です。
片付けを一気にやらずに少しずつやっていると、その間にも物は減ったり増えたりして永遠に自分が所有している物が把握できません。
そうなると、気がつくと物が増えて散らかり少し片付ける、また物が散らかり片付けるという負のループにはまってしまうのです。
片付けには必ず終わりがあります。負のループから抜け出すために一気に片付けを終わらせるということが重要なのです。
例えばこんな質問を考えてみました。
- ボールペンは全部で何本ありますか
- タオルは全部で何枚ありますか
- 靴下は全部で何足ありますか
- コップは全部で何個ありますか
全て正確に答えられる必要はないですが、見当がつかなかったり、実際に持っている数と大きく違ってる場合は所有しているものの量を把握できていないということです。
そんな状態で片付けようとするのは無謀というか不可能です。
物ごとに自分が所有する全てのものを一度確認し、残す物を決める。
残した物に定位置を決める作業を、全て終わらせた時に片付けが終わるのです。
どのような手順でやるか
物の種類ごとに全てある物を一度確認し、残す物を決め、その定位置を決めていきます。
ポイントは「今日はキッチンを片付ける」といったような場所ごとではなく
「まずは服から片付ける」というように、物の種類ごとに片付けるということです。
具体的には 衣類・本類・書類・小物・思い出の品という順番でやっていきます。
なぜこの順番でやるかという理由は、片付けの難易度が低い順だからです。
この順番は片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんの著書“人生がときめく片づけの魔法”で紹介されている順番です。
本書中ではさらに細かくジャンルが分けられ、本の通りに進めていけば間違いはありません。注意すべきは自己流でやってしまうこと。料理のレシピと同じで初心者はマニュアルに忠実に進めていくことが重要です。
片付けが終わるということは、全ての物に定位置が与えられている状態だと繰り返していますが、当然、物の数が少なければ少ないほどそれは楽になります。
片付けは物が多いほど難易度は高くなりますし、少なければ低くなるのです。
本書中では残す物を“ときめき”を基準に判断すると書かれています。この曖昧な基準が合う方もいればイマイチわかりづらい方もいるかもしれません。
そんな場合は今使っていない物は手放すという基準がわかりやすいです。
「もったいない」「思い入れがある」など、気持ち的に手放せない場合は“ときめき”を基準にします。
“ときめき”が基準として曖昧でわかりづらい場合は使っている・いないで判断します。
ミニマリスト並みに物を減らしたい方は後者がオススメです。物の定位置を決めた後のしまう作業も、物が少ない方が劇的に楽になります。
物が少ないと全てが楽になる
僕がミニマリストとして感じていることは、物が少ないとあらゆることが楽になるということです。片付けはもちろん、物の選択や管理にかかる時間の節約になります。無駄な出費も減り、掃除も楽になります。収納のテクニックも必要ありません。
この感覚は片付けが終わった人だけが味わえるとても豊かな感覚です。
片付けは少しずつやっていては永遠に終わりません。正しい手順を踏まえて一気に片付けることで必ず片付けが終わる日が来るのです。